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避難生活と復興への歩み

復興に向けてのたくましさ

当然のことながら、茫然として、何から手を付けて良いのかわからない状態が、何日も続きます。
しかし、命をおとした人たちを悼み、行方がわからなくなっている親族のことを心配しながらも、復興に向けて動きださなければなりません。
成人でさえ難しいことなのに、子どもたちにも「生きる力」が必要になります。
そうした状況に備えて、学校教育の中で、心身ともにたくましい人材の育成が求められているということです。

また、学校施設が地域の中でどのような役割をとっていくのかも、日常から考えておかねばならないことでしょう。
避難所としての役割をもち、避難者の支援をしている反面、本来の教育機関としての役割をとり戻していかねばなりません。

気持ちに寄り添う

生きる力となるべく、心身ともにたくましい人材の育成をすることは必要だと思います。
しかし、平常時と被災後では、その目的も目標も違うはずです。
もちろん、場所・教材・言葉の選び方など、平常時にも増して気配りをしなくてはなりません。
地元の教職員や指導者であれば、自らも被災者としての気持ちがわかることでしょう。

そうではない、ボランティアの方などが支援する場合には、気持ちに寄り添うことをお願いします。
元気付けようとして、相手の気持ちに沿わない言葉がけは、むしろ逆効果です。
音楽療法でもいわれることですが、気持ちが落ち込んでいる人に、いきなり元気の良い曲を聞かせても同調しません。
始めは静かな曲、悲しみや寂しさに同調できることが大事です。
そこで同調できたら次の段階へ、徐々に気持ちを和ませていきます。
言葉がけも同じではないでしょうか。


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